照らせよ我が大地を。今年もよろしくお願いいたします。
女性型はガイノイドと呼ばれ、存在したが、世論への配慮から、公には伏せられていた。私も戦中、何度か作戦行動を共にしたが、戦後その姿を見たことは無い。整備士に尋ねると、しかるべき場所で今も稼動していると笑っていたが、私はそれがどこだか知らない。
泥酔した男は「しかるべき場所って、想像しちゃうなあ。ひひひ。シャボン玉きれいだったよ」というと、夜の街へと消えていった。
森のお友達は遊びを知らないようだから、玩具ではなく、それぞれみんなの大好物をプレゼントだよ。
暗殺用アンドロイドである彼にとって自分らしくあるということは、人間の眉間を撃ち抜くことであった。
しかし戦争が終わり、今や銃口から吐き出されるものは弾丸ではなくシャボン玉である。弾倉に代わり腹中に収められた石鹸水に、生体維持装置は軽度のエラーを吐き続けていた。
…しばらく更新が滞りました。今月の半ばには仕事のほうも一段落しそうですので、またぼちぼち更新していけたらと思います。
土用の丑の日、蒲焼の匂い漂う町中に、大量消費されるウナギの恨みか、ウナギの髪を持つゴーゴンならぬウナゴンが現れたぞ。その姿を見た者はたちまち蒲焼になってしまうというから大変だ。
おや、前方からヘッドホンの音楽に没頭する女の子。そんな上の空ではウナゴンの餌食だぞ。しかーし、彼女が持っていたのはiPod。裏側の金属面はピッカピカで顔が映るじゃないの!哀れウナゴン、自分が蒲焼になってしまいました。
…というようなCMはどうでしょうか、アップルさん。